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防災対策は換気扇の奥に!火事の燃え広がりを防ぐ防火ダンパーは6~7年で交換を

まずはこの写真をご覧ください。
いったい何の写真でしょうか?

これは防火ダンパーと呼ばれるものでダクト内部に設置されている設備です。

防火ダンパーは一体何の為に設置されているか?

ずばり安全の為です!

例えば台所換気扇を回したまま、ガスコンロ上で炎が燃え上がったりすると、炎がダクト(空気の通り道)を通って排気口から燃え広がり、外にいる人に火が燃え移ったり、延焼で被害が拡大したりします。

ダクト内部に防火ダンパーがある事で炎がシャットアウトされ、それ以上の火災の延焼を防ぐことができます。

下の写真はまだ新しい防火ダンパーです。
真ん中の茶色い部品は温度ヒューズで、炎などで一定温度になるとヒューズが切れダンパー(弁)が閉じるという仕組みです。

そして下の写真は劣化した防火ダンパー

防火ダンパーの劣化が進むと、弁が錆びついて動かなくなってしまいます。
つまり、火災が発生してもダンパーが閉じず、延焼を防ぐことができません。

防火ダンパーは建築基準法に則って設置が義務付けられていますが、点検やメンテナンスの義務がない為、放置されています。
ダンパーのメーカーによると、温度ヒューズは6~7年を目安に取り替える事を推奨しています。

皆様、ご自宅の換気は大丈夫ですか?
「換気が悪い気がする」
「換気扇からドドドド音がする」
「ボヤを起こしたことがある」
「明らかに防火ダンパーに異常がある」
などありましたら早めの対処をお勧めします。

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