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お風呂のカビは窓開けが原因?正しい浴室換気の方法をご紹介

沖縄では早くも梅雨入りするなど、今年は各地で例年より早く梅雨入りする可能性があるそうです。

湿度の上昇とともに気になってくるのが「浴室のカビ対策」。
カビ取り剤を使用しても繰り返し発生するカビ。カビが出ては掃除するという終わりなき戦いにもう、うんざり!そう感じている方も多いのではないでしょうか。

カビ取り剤の多くは、強力な殺菌力のある塩素系洗剤なのでアレルギー体質など敏感な体質の方は、なるべく使用頻度を抑えたいですよね。

できるだけカビの発生を抑える対策としておすすめなのは「正しい換気」です。カビは湿度と温度が高まる環境で増殖する性質があるため、
カビが活発になる環境を作らないことが重要です。
温度を下げるには、浴室内に冷水シャワーをかけるとよいのですが、間違った方法で湿度を下げようとすると、かえってカビが発生しやすくなるので注意が必要です。


さて、あなたは浴室の湿度を下げるとき、次にあげるどの方法をとっていますか?

①脱衣所につづく浴室のドアを開ける

②浴室に窓がある場合は窓を開ける

③窓もドアも締め切り浴室の換気扇を回す


この中で、浴室の湿度を下げるのに最も効果的な方法は③です。

一見、窓やドアを閉め切ってしまうと浴室に湿度がこもってしまうのでは?と思うかもしれませんが、ドアと窓を閉めた状態で換気扇を回すことで、
床面から天井に向かって空気の流れができて、効率的にお風呂場全体の空気を入れ替え、湿度を下げることができます。
(ドアの下部にある通風孔をふさぐ必要はありません。)


①は浴室の湿気が脱衣所に逃げてしまい、脱衣所の壁紙や天井にカビが生える原因になります。


②は窓を開ければ浴室の換気ができるのでは?と考えてしまいがちですが、窓を開けるだけでは浴室全体の空気を入れ替えるには不十分です。
また、今の時期は外気の湿度が高いので、窓を開けることでかえって湿度の高い外気を浴室に取り込むことになってしまいます。

以上、今回はお風呂のカビ対策におすすめの換気方法をご紹介しました。

「浴室の換気はドア・窓を閉め切って換気扇を回すだけ!」
簡単なのでぜひ、今晩の入浴後からはじめてみてください。
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