4月、5月の季節の変わり目。気温や湿度の変化により、さまざまな換気に関する悩みが多くなる時期です。
今回は、春に多い換気のお悩みと、その対処法をご紹介します。
1. 花粉の侵入
春はスギやヒノキの花粉がピークを迎えるため、窓を開けて換気すると花粉が室内に入りやすくなります。
2. 黄砂やPM2.5の影響
春は黄砂やPM2.5の飛来が多くなる季節です。外気とともに細かい砂ぼこりや大気汚染物質が室内に入ることで、家具の汚れや健康へ影響を及ぼす場合があります。
3.湿気やカビの発生
春は雨の日が多く、湿度が高くなることが多いです。花粉などの侵入を防ぐため、窓開けの換気を極端に控えてしまうと、室内に湿気が溜まり、ニオイがこもったり、カビが発生しやすくなります。
【換気のプロの対処法】
◆花粉・黄砂対策:窓開け換気は短時間で行い、窓を開ける際はレースのカーテンをしたままにしましょう。また、空気清浄機を活用し、一日の終わりに、掃除機で室内に入り込んだ花粉などを除去しましょう。
◆湿気・カビ対策:換気扇・換気口のフィルターはこまめに掃除し、脱衣所やクローゼットなど、湿度が高い場所には除湿機を活用しましょう。
換気ダクトは室内の空気を外に出す設備のため、室内に侵入した花粉や黄砂、ウイルスの排出や、室内の湿度管理の面でも定期的に清掃することが重要です。
ただ、換気ダクトは換気扇や換気口の奥にあり、一般の方には手が届かない場所にありますので、5年以上換気ダクトを掃除していない場合は、ぜひ、換気設備メンテナンスの専門店「アスカサービス」へご相談ください!