朝晩の寒さが厳しくなってきたこの季節、日常的に暖房を使用するようになると、「乾燥」や「換気不足による空気の淀み」が気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、健康的で快適な住まいの環境をつくるために、今日からできる【効率的な暖房と換気のための4つの工夫】をご紹介します。
冬の暖房使用時に、室内で起こりやすくなる問題には、以下のようなものがあります。
●空気の乾燥: 暖房で湿度が低下し、肌や喉がダメージを受ける。
●空気の淀み: 窓を閉め切ることで、二酸化炭素濃度やホコリが増加し、不快感や健康リスクが生じることも。
●換気不足によるカビや結露の発生: 十分な空気循環がない状態で加湿器を使用すると、室内の湿気が溜まり、カビの原因となることも。
これらの問題に対応しつつ、暖房効率を高めながら快適な空間を保つには、暖房の設定や湿度管理、適切な換気が重要です。
それではさっそく、具体的な対処法をご紹介していきます。
【効率的な暖房と換気のための4つの工夫】
①適切な暖房設定
室温を20~22℃に設定し、エアコンや床暖房を効率的に使用。カーテンや断熱シートなどで外気の冷気を遮断する工夫をしましょう。
②湿度管理
湿度計を活用し、室内の湿度を40~60%に保つ。湿度が低い場合は、加湿器を使用するほか、洗濯物を室内に干したり、濡れタオルを部屋にかけたりして、湿度を調節しましょう。
③換気の習慣化
定期的に窓を開けて外気を取り入れましょう。換気によって二酸化炭素濃度やホコリの排出ができます。このとき、暖房はつけたままにすると、室内の温度が下がりにくく、暖房をつけなおすよりも節電になります。
④換気設備の清掃
換気扇や通気口などの換気設備が有効に機能するためには、フィルターや換気扇の定期的な清掃が欠かせません。汚れたフィルターでは空気の流れが悪くなるだけでなく、カビや細菌が繁殖するリスクも高まります。
以上、室内を効率的に暖めつつ、快適な環境を保つ工夫をご紹介しました。
まず湿度計を購入し、室温と湿度の状態を把握することから始めてみてください。次に、週1回程度の換気設備の清掃を習慣化し、室内環境を快適に整えて、冬を健康的に楽しみましょう♪
換気設備を掃除しても、室内にニオイや湿気が籠るように感じる方は、お気軽にアスカサービスにご相談ください。
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